畑のおいしい(竹之内農園 竹之内さん)

畑のおいしい(竹之内農園 竹之内さん)

天塩 竹之内農園

「元公務員でした。仕事の安定よりも、天塩地域の恵まれた気候、祖父・父の研究により育まれたトマトのおいしさを途絶えさせたくないとの想いで就農しました」

竹之内農園の3代目 竹之内さん。
高校卒業後、約10年間、町役場の職員として事務仕事をしていました。

しかし、仕事で多くの料理人や農家さんと出会う中で、農業の必要性を再認識。
平成30年に退職、農家を引き継ぐことを決意しました。

欠かさず左手につけていたApple Watchも外し、一日中畑作業。

おいしい野菜づくりの研究を重ね、農場をどんどん拡大しています。

竹之内農園がある天塩郡遠別町は北限の里と言われ、水田地帯の最北端のまちです。

日本海沿岸から約2kmの距離に位置し、日本海からの潮風を浴び、自然のミネラルを含んだ土壌、
町内を流れる遠別川の清流で育てています。

年間通して比較的冷涼で、本州に比べ日中と夜との寒暖差は激しい気候。

この寒暖差がより野菜の甘みやコクを引き立てます。



竹之内農園の野菜の中でも、一番人気は「ミニトマト」です。

地元の給食だけではなく、東京の星付きのレストランに直接卸しており、
著名人にも召し上がっていただいています。

一般的なスーパーで販売されるミニトマトは、まだ青いうちから収穫し、
少しでも多く出荷ができるよう回転率を上げています。

しかし、竹之内農園のミニトマトは完熟状態で収穫。

手間がかかりますが、本当に美味しいトマトを味わってほしいとの想いから、
真っ赤になるまで我慢して収穫しています。



完熟状態で収穫することにより、
リコピン含有量も増えるという研究結果があります。

完熟トマトでは1kgあたり約50mgのリコピンが含まれていますが、
熟していないトマトのリコピン含有量は、その10分の1である5mg程度しか含まれていません。

寒暖差の激しい気候と、竹之内さんのこだわりから生まれた、

贅沢な「ミニトマトジュース」を購入してみてはいかがでしょうか。

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牧場のおいしい(宇野牧場 宇野さん)

牧場のおいしい(宇野牧場 宇野さん)の画像

牧場のおいしい(宇野牧場 宇野さん)

「ニュージーランドの放牧型酪農を天塩の大地で実践。酪農の楽しさを次の世代に伝えたいんです」
北海道の北西部、天塩町サラキシにある宇野牧場は、日本海の潮風と、雄大な野山に囲まれた、厳しくも自然の恵みに溢れた土地で放牧酪農をしています。

海のおいしい(漁師 菅井好文さん)

海のおいしい(漁師 菅井好文さん)の画像

海のおいしい(漁師 菅井好文さん)

「自分で獲った鮭のイクラ丼を腹いっぱい喰って、健康で漁ができるのが最高だべさ」

天塩町は北海道最北部に位置し、酪農と漁業が主要産業で人口は約3,200人。
かつて江戸時代は北前船の寄港、交易の要衝として栄えた町です。